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ドクターコラム

ドクターコラムCOLUMN

インプラントとブリッジの違いは

2016.04.01

インプラントとブリッジという二つの手段は、どちらも欠けた歯を医療技術よって補う方法です。

インプラントとブリッジの他には、入れ歯や差し歯なども同じような歯科での治療を指す言葉として使われます。

インプラント ブリッジという人工の歯を埋める二つの方法は、その対象となる範囲が大きく違います。

一本を対象に、骨に支えとなるチタンの棒を埋め込んで、歯のパーツを被せていくインプラントに対して、

ブリッジはその名のごとく数本をまとめ、隣り合う健康な歯を利用し橋のようにかけて歯並びを作ります。

失った歯が一本一本の単位で離れている時には、その都度ベースを作って人工の歯を埋め込めるインプラントが手軽な手段になりますが、

前歯や奥歯など二本以上に渡り抜け、空間を大きく開けてしまっている場合には、

ブリッジでまとめて入れる方が治療も少ない回数で済み負担がありません。

しかし多くの歯を失うほど顎の力も歯肉の力も弱くなり、そこにさらにブリッジの治療が追い打ちをかける形になるので、

ブリッジ治療による口内への負担は、長い目で見ても少なくありません。

無理にまとめて治療できる状態まで待つ必要はなく、インプラントで済ませられる段階なら、

インプラント治療を行った方が歯にかかるリスクは少なくなります。

 

インプラントと似たような方法として、ブリッジという治療法も存在しています。

インプラントは、直接その場にねじを埋め込み、それを固定するような形で行う方法となります。

 

一方でブリッジというのは、両側に固定するための部分を作って、

それに人工で作られている歯をかぶせるような方法です。

インプラント とブリッジは、全く違う方法と考えてください。 

インプラントは、ねじを埋め込むことで歯を作り出すパターンですが、

こちらはねじを埋めることのデメリットこそありますが、安心して利用できる方法でもあります。

 

一方でブリッジは、両側の歯を削らなければならない問題があり、

さらにブリッジしているものについても、綺麗にしていかなければなりません。

インプラントと ブリッジは、全く違う方法であり、どちらかと言えばインプラントの方が安心して利用で毛いる方法です。

歯を削って固定するための部分を作るブリッジは、相当な技術も必要でうまくいかないこともあります。

インプラントと ブリッジを比較すると、安心できる方法が存在しているだけでなく、

製品としても安定しているものが多いインプラントの方がよく、どうしても困っているときはこちらを利用した方が満足できるはずです。

 

歯の治療においてインプラントと ブリッジは定評のある治療法として両者とも人気があります。

歯の治療をするときには、どちらを選択するか迷う人も多いです。

そのため両方の治療法のメリットやデメリットなどの特徴をよく理解した上で決定することが大事です。 

 

インプラント ブリッジはどちらも歯の欠損治療を行うものです。

前者の場合は、歯根の代わりとしてチタンの棒を骨に埋め込んで固定します。

また対応本数に関しては1本から何本でも可能です。

 

治療期間については、あごの状態に個人差があるので明確にはいえませんが、

だいたい4か月から1年程度の期間が必要となります。

 

手術を必要とするので、腕の良い歯科医に治療をしてもらうことが大事です、

また骨粗しょう症や糖尿病などの持病を抱えている方には余りお勧めできません。

治療費も保険がきかないので、かなり高額になります。

一方後者の場合は、失った歯の両側の歯を削って冠を橋渡しして補う治療法です。

数本程度失った場合の治療となります。

治療期間は2週間から2か月程度で、比較的短期間の治療で済みます。

 

治療費についても基本的に保険がきくので安く治療できます。
同じ歯の欠損治療でありながら、このようにインプラント とブリッジには様々な違いがあります。

自分のあごの状況や条件をよく検討した上でどちらの治療法を選択するか慎重に決める必要があります。

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