インプラントのメンテナンスの頻度について
2016.03.31
インプラントは手術が終わったそのときからメンテナンス期に入ることになります。
治療が完了した後は、その状態を維持するための定期的な調整が必要です。
インプラント メンテナンスの基本は、フロッシング、ブラッシングといったセルフメンテナンスになります。
ですがそれと同時に歯科医による診療も受けに行かなければなりません。
歯科医師に行ってもらうインプラント メンテナンスは、歯石とプラークの除去に人工歯のチェック、
また重要なのがインプラント周囲の歯の状態のチェックと炎症の有無の確認です。
トラブルを防いでインプラントを長期間いい状態に保たせるためにも、
早期発見に繋げられるチェックは欠かすことができません。
セルフメンテナンスだけでは除去しきれない汚れは歯科医院でクリーニングを行います。
また磨き残しがないように歯磨き指導なども受けるといいでしょう。
せっかく手術が成功しても、メンテナンスが不足してしまってはインプラント周囲炎を招いてしまうこともあり、
インプラントの失敗の原因にも繋がってしまいます。
インプラント メンテナンスは定期的に行うことが大切です。
その頻度は最初の1年は2ヵ月から3ヶ月に一度、その後は半年に1回程度になります。
自覚症状のない不具合も多々起こりますので、
心配事があったらそれ以外のときにも積極的にメンテナンスに通うようにすることがおすすめです。
インプラントは、歪んだ歯並びや欠けてしまった部分を少しでもきれいに整えたいなど、色々な歯の悩みから解放される方法です。
インプラント治療を終えた多くの人は、とても自然で美しくなった自分の歯に満足し、
インプラントの メンテナンスについての考えを忘れてしまいがちです。
しかし、定期的にインプラント メンテナンスをすることは、大切な歯を末永く保つためにとても大切な事です。
そのために、年に数回のインプラントを治療した歯科医院など、良識のある専門の病院で行うことが必要です。
そこではレントゲンを撮り、顎の骨に異常がないかを確認してもらいう事と、
目視にて口内環境に問題がないかを確認してもらいます。
また、それと同時にインプラントをした歯の周辺も健康維持していくための処置として、口内全体のクリーニングを行います。
歯石の除去やフッ素を塗るなどして、虫歯予防に努めていくことが大切です。
インプラントは治療の完了で放置することなく、定期的なメンテンナンスが必要になることを念頭に置いてから行うのが大切です。
また、それらにかかる費用についても明確にしておくと安心してインプラント治療を行う事ができます。
治療する歯科医とよく相談する事でこれらの問題は解決できます。
一度手術を受けて着用してしまうと、
あまりの違和感の無さから本当に新しく歯が生えてきたと錯覚してしまうインプラントですが、決してそんなことはありません。
とても発達している技術とはいえ、まだまだ甘いところも多いので、人工物らしいメンテナンスが必要となります。
そこで問題となるのが、インプラントのメンテナンスは一体どのくらいの頻度で行えばよいかということです。
インプラントの着用時に医師からメンテナンス内容と共に頻度についての説明もあるかと思いますが、
ここではもう一度頻度に焦点を当てておさらいすることにしましょう。
まずインプラント メンテナンス自体はそれほど頻度が高くありません。
一週間に一度行って違和感がなければそれでオーケーでしょう。
ですが問題はインプラント メンテナンスの質にあります。
質の低いメンテナンスをいくらたくさんしたところで意味はまるでなく、
質の高いメンテナンスを週に一回程度の頻度で行い続ける必要があります。
メンテナンスを怠ってしまうとせっかく高い金額を払って着用したインプラントが
自分の口に合わなくなってしまい、使えなくなってしまうため注意が必要です。
インプラントのメンテナンスは最低でも週に一回が基本です!